海外MLM短信 ネイチャーズサンシャインプロダクツ12月期

日本8%増、円ベース29%増
アジアは韓国10%減、台湾倍増

 ネイチャーズサンシャインプロダクツ(NSP、米ユタ州、テレンス・ムアヘッド社長兼CEO)の22年12月期は、世界的なインフレと米ドル高の影響で、 子会社のシナジーワールドワイドを含む総売上が前期比で5.0%減の4億2191万ドル(約555億円)となった。 損益は営業利益が53.1%減の1625万ドル、純利益が98.2%減の55万ドル。
 米大陸は米国(1億2286万ドル)が11.1%減、ラテンアメリカ・その他(2341万ドル)が9.7%減。 急速なインフレを背景とする平均注文個数の減少などが響いた。
 シナジーとして展開する国は、韓国(5493万ドル)が10.1%減で、現地通貨ベースは1.2%増。日本(約3955万ドル、約52億円)は8.8%増で、 円ベースは29.4%増。両国とも製品プロモーションやサプリメント需要の増加が寄与したとしている。

    (続きは2023年4月6日号参照)