トップインタビュー ヤングリヴィング、中川利光氏 ㊦
前回(2月16日号3面)に続き、ヤング・リビング・ジャパン・インク(東京都渋谷区)の中川利光支社長に話を聞いた。
(インタビューは2月9日実施)
▲中川利光 支社長
―――今期(=23年12月期)の事業計画を伺いたい。
「製品について言うと、2製品のローンチを予定している。一つは機能性表示食品。本来は3月頃に出したかったが、 行政に届け出る表示内容の調整等に時間がかかっている。おそらく6月~7月頃の発売になる」
―――もう一つの製品は。
「昨年、沖縄県で、エッセンシャルオイル(以下Eオイル)の原料等になる月桃(げっとう、※)を栽培する事業を始めた。このEオイルを販売する」
―――販売する量は。
「約3000本を用意し、そのうち1000本を日本の会員向けにLTO(=限定販売)で出す。残り2000本は海外で販売する」
―――価格は。
「5㍉㍑ボトルで7000円~8000円を予定している。月桃から抽出されるEオイルの量は原料全体の0.1%。今回は契約農家等から30㌧分を収穫し、 約3㌔㌘を蒸留した。それだけ希少と言えると思う。
今年は春先を目途に、県内の農地で自社栽培を始める予定。大規模化や収穫の効率化が進めば、価格を下げられると思う」
―――沖縄に確保した用地にEオイルの蒸留施設も備えたという。
「750㍑の容量の蒸留器を2台、導入した。一つは水蒸気方式で、もう一つはハイドロ方式。この2種類をテスト的に活用している。 蒸留後のボトリング等は米国本社で行った」
―――Eオイルの生産過程で得られるフローラル水から化粧水も製品化するという。
「11月~12月に出す方向で進めている」
―――月桃精製物のカワイン化合物からサプリメントを開発する計画を発表していた。
「そちらの具体化は来年か再来年になると思う」
―――日本以外での月桃の販売は。
「海外向けの2000本のうち、半分の1000本を3月のAPACコンベンションで販売する。沖縄の事業は海外のグループからも注目を集めており、 コンベンションの後、(共同創業者で本社CEOの)メアリー・ヤングが現地を視察する予定。本社やAPACが主催する(旅行招待企画の) 各種リトリートの候補地としても検討されている」
―――既存製品の計画は。
(続きは2023年2月23日号参照)
(インタビューは2月9日実施)
沖縄産の「月桃」精油、今年は3千本出荷へ
コールセンターの内製化、沖縄を候補地に
国内向けは1千本 春より自社栽培も
「製品について言うと、2製品のローンチを予定している。一つは機能性表示食品。本来は3月頃に出したかったが、 行政に届け出る表示内容の調整等に時間がかかっている。おそらく6月~7月頃の発売になる」
―――もう一つの製品は。
「昨年、沖縄県で、エッセンシャルオイル(以下Eオイル)の原料等になる月桃(げっとう、※)を栽培する事業を始めた。このEオイルを販売する」
―――販売する量は。
「約3000本を用意し、そのうち1000本を日本の会員向けにLTO(=限定販売)で出す。残り2000本は海外で販売する」
―――価格は。
「5㍉㍑ボトルで7000円~8000円を予定している。月桃から抽出されるEオイルの量は原料全体の0.1%。今回は契約農家等から30㌧分を収穫し、 約3㌔㌘を蒸留した。それだけ希少と言えると思う。
今年は春先を目途に、県内の農地で自社栽培を始める予定。大規模化や収穫の効率化が進めば、価格を下げられると思う」
11~12月に化粧水旅行企画の候補地に
「750㍑の容量の蒸留器を2台、導入した。一つは水蒸気方式で、もう一つはハイドロ方式。この2種類をテスト的に活用している。 蒸留後のボトリング等は米国本社で行った」
―――Eオイルの生産過程で得られるフローラル水から化粧水も製品化するという。
「11月~12月に出す方向で進めている」
―――月桃精製物のカワイン化合物からサプリメントを開発する計画を発表していた。
「そちらの具体化は来年か再来年になると思う」
―――日本以外での月桃の販売は。
「海外向けの2000本のうち、半分の1000本を3月のAPACコンベンションで販売する。沖縄の事業は海外のグループからも注目を集めており、 コンベンションの後、(共同創業者で本社CEOの)メアリー・ヤングが現地を視察する予定。本社やAPACが主催する(旅行招待企画の) 各種リトリートの候補地としても検討されている」
―――既存製品の計画は。
(続きは2023年2月23日号参照)