日本訪問販売協会

感染対策指針、改定出張・催事等で緩和

 日本訪問販売協会は1月11日の理事会で、ダイレクトセリング事業者向けの新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの改定を決議した。 イベントの開催や従業員の出張に関する規定を削除したほか、病気等でマスクの着用が難しいケースへの配慮などを追加した。ガイドラインは20年7月の策定で、 改定は昨年1月以来、4度目。協会事務局によれば、改定案は、内閣官房・新型コロナウイルス等感染症対策推進室が示した方向性と同推進室のアドバイスに基づき作成したという。
 主な改定箇所は、「事業所・営業所・サロン等」における対策の中で、座席同士の間隔は2bを目安に最低1b確保する努力規定を設けていたところ、 これを削除。従来からあった「事業所等の空間が密にならないよう、必要に応じて人数を調整する」のみとした。

(続きは2023年2月9日号参照)