ナリス化粧品 「父娘一緒に入浴」ピークは1歳

=子どもとの入浴に関する調査=
会話やスキンシップに大切な時間

 ナリス化粧品(本社・大阪市福島区、村岡弘義社長)は、2月6日の「お風呂の日」に合わせて、12歳(小学生)以下の子どもをもつ25歳〜44歳の男女、 約4500人に、子どもとの入浴に関する調査を行った。その結果、両親の年齢が若いほうが子どもとよく一緒に入浴していることや、 父親が娘と一緒に入浴するのは1歳がピークであることなどが分かった。
 調査は2022年11月11日〜12月16日にインターネット上で実施。まず、全国の25歳〜44歳の12歳以下の子どもをもつ女性2208人に、 自身の子どもが主に家族の誰と入浴しているかを聞いた(複数の子どもがいる場合は、末子の場合)。 子どもが最も多く一緒に入浴しているのは母親で56.4%と約6割に迫った。続いて父親が19.9%、「ひとりで入る」が14.4%となった。 子どもの年齢と性別に分けてみた。母親と一緒にお風呂に入るのは、0歳〜5歳までは子どもの性別による差がほとんどないようだが、 小学生になる6歳以降は、母親と一緒にお風呂に入る男児は5割を切っている。女児は小学生以降も、歳を重ねても比較的長く母親と一緒に入浴している。 父親との入浴で見ると、男児では8歳くらいまでは一緒に入浴している割合があまり変わらず、ほぼ20%〜30%台で推移している。 女児では、父親と一緒に入浴するのは1歳がピークで、31.1%と3割を超えているが、それ以降は徐々に減少。 5歳までは男児と女児で差がほとんどないと言えるが、6歳以降は父親と一緒に入浴する女児は、男児と比べて少なくなる傾向が見られた。小学校を卒業、 中学生になる年齢の12歳では、性別の異なる両親との入浴は男児・女児ともに0%だった。1人で入浴するようになるのは、5〜6歳から少しずつ始まるが、 全体的に男児の方が女児よりも割合が高い傾向がみられた。7歳では性別を問わず1割を超える子どもがひとりで入浴するようになり、 10歳を超える頃には半数以上の子どもが、ひとりで入浴するようになる。12歳では、圧倒的にひとりで入る子どもが多いが、女児の方が、 男児よりもひとりで入浴する割合が低く、母親と一緒に入浴する割合が高い。


(続きは2023年2月9日号参照)