ライフウェーブ エドワード・チュー アジア地域担当副社長 トップインタビュー

累計登録?万人超 国別売上は2位

アジア各国の開拓、日本リーダーに期待

  19年よりMLM事業を行うライフウェーブ(所在地・東京都新宿区、高嶋学カントリーマネージャー)が売上を高めている。 身体のツボ等に貼る健康パッチをバイナリー型の複合プランで販売。22年の売上は初年度比300%の成長といい、累計登録者数は10万人を超えた。 このほど来日した、親会社であるLifewave(米カリフォルニア州、デイビッド・シュミットCEO)のエドワード・チューアジア地域担当副社長に、 日本事業の状況や今後の計画を聞いた。
(インタビュー実施日は22年12月7日)

▲エドワード・チュー副社長㊨、高嶋学マネージャー
グローバル売上22年は24%増

―――日本の売上の状況を伺いたい。
 「日本で事業を始めたのが2019年。具体的な数字は控えるが、22年の日本は初年度に比べて300%の成長となった。過去3年はコロナ禍に見舞われ、 多くのダイレクトセリングの会社が影響を受けてきた。そのような中、ソーシャルメディアを通じた広まりや副業意識の高まりなども背景に、 売上を高めたことは評価できる」

  ―――日本の会員数は。  「カスタマー数は累計で10万人を超える。最近の新規登録は月あたり数千人」

  ―――進出国と、売上上位の国は。
 「現在、当社の製品は73カ国で購入することができる。売上の1位は本社があるアメリカ。2位が急速に成長している日本で、 3位以下を大きく引き離している」

  ―――グローバルの売上は。
 「22年は対前年比で24%以上の伸び率。具体的な数字は公表していないが、1億や2億という単位ではない。 今後5年以内に10億ドルに達することができると考えている」

 

アスリートのクチコミでも拡大

―――日本事業の成長要因は。
 「まず、パッチという商品のユニークさ。関連の特許は、再生テクノロジー分野を中心に100件以上を取得し、 医療現場における活用でエビデンスを得てきた。日本で販売するにあたって、すべてのパッチは一般医療機器として届け出ており、 コリの緩解などが認められている(※)」

  ―――他の要因は。
 「世界中で多くのアスリートやパフォーマーに利用されており、そのクチコミで良さが広まっていったことも大きい。 日本にもアスリートの愛用者がたくさんいる」

  ―――会社として活動をスポンサードしたり、商品を提供しているケースは。
 
(続きは2023年1月12日号参照)