ジャパンライフ債権者集会

破産決定、次回に持ち越し元会長の破産手続の遅れで

 破産手続き中の「ジャパンライフ」の9回目の債権者集会が22年12月7日、東京地裁の集会場で行われた。7月の前回集会の後、 山口隆祥元会長個人の破産手続きにからんだ予納金の還付で回収額を増やした一方、 破産決定の時期は23年3月22日に予定されている次回集会へ持ち越されることとなった。3月に決定した場合、配当は5月頃になる見通しという。
 第9回集会では、回収費用差し引き後の通帳残高を約22億8353万円(12月1日時点)と報告。前回集会で報告した額を1385万円上回った。 増額は、元会長の破産手続きで納付した追加予納金1600万円の還付を受けたことが理由。


(続きは2023年1月5日号参照)