ワミレスコスメティックス・出逢いと感謝の集い

次世代へのバトンタッチ、鮮明に

「ひと・もの・こと」で百年企業へ

瀬田実央社長 「出逢いと語り合うことが本質」


▲瀬田浩一会長が次の時代を担う3人を紹介した
 創業41周年を迎えた、老舗化粧品企業のワミレスコスメティックス(本社・横浜市港南区)。2022年5月に役員人事を行い、 瀬田実央氏が代表取締役社長に、宮崎行一郎氏が代表取締役専務にそれぞれ就任した。また、江原雅代氏が常務取締役に就任し、新体制がスタートした。 長年にわたって同社を率いてきた瀬田浩一氏(前・代表取締役社長)は取締役会長、櫻井節子氏(前・専務取締役)は相談役として新体制を支える。 幅広い世代から支持を集めているワミレスブランドは、コロナ禍の中で変容したライフスタイルや価値観に柔軟に対応しつつ、 対面での「出逢い」を主軸に活動してきた。12月7日には、都内で全国大会「出逢いと感謝の集い」と開催し、新年へ向けて士気を高めた。

万全な対策でリアル開催へ

 ワミレスコスメティックスの一大イベント「第?回出会いと感謝の集い」は、瀬田実央社長が就任して初めての全国大会となった。 同イベントは、ワミレスが多くの人々との出逢いによって、過去・現在・未来がつながっていくことに感謝の意を示す催しで、 販社長や全国の販売員の1年の活動をねぎらうとともに、新しい年に向けて士気を高める重要な役割を担ってきた。 2020年に新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、ダイレクトセリング業界でも多くの企業でリアルでの活動が制限され、 大規模イベントが中止されたり、オンラインイベントへの変更が相次いだが、同社では、コロナ禍1年目の2020年から、災禍に負けないという意義から、 さまざまな感染防止対策を講じて開催してきた。今回も、事前に参加者に抗原検査キットを送付し、当日に検査してもらい、 参加者全員が陰性であることを前提に開催に至った。会場入口では、今では当たり前の景色となった検温も行われた。
 今大会のテーマは、「Make Muse」。オープニングは、美しい花々が咲き乱れる映像とともに始まり、 洋館の扉が開くと同社を象徴するイメージと、数々の名画が映し出され、宇宙、水、DNAと、キービジュアルが流れていった。 その後、女性の権利と活躍にかかわる歴史的な出来事や著名人、同社がサポートしているパラアスリートの土田和歌子選手、 ワミレスのメンバーが次々とあらわれ、同社のこれまでの活動が大会テーマへと紡がれてきたことを表現した。

(続きは2023年1月5日号参照)