訪販相談が6割増

初の2000件台

21年度・経産省受付電話勧誘は3割増

 経済産業省が22年12月23日までにまとめた特定商取引法の適用を受ける取引(訪販など7類型) の2021年度相談件数は前年度比13.8%増の5629件だった(本省と計8カ所の地方局・部の消費者相談室で受け付けた相談)。 暮らしのレスキュー♀ヨ連や保険金を使った修繕工事などの訪問販売、電話勧誘販売の相談が増えたことが理由。2年連続の増加で、 12年度以降の過去10年間で最多となった。
 取引類型毎の内訳は、「訪問販売」が63.8%増の2051件。過去10年で初めて2000件台に達した。
 上位の商品・役務は@水回りなど住宅設備修理等の「修理・修繕、調整」が848件、A住宅リフォーム等の「工事、加工」が252件、 B運輸・通信サービスや医療・衛生サービスを含む「その他の役務」が238件。

(続きは2023年1月5日号参照)