韓国アフロゾーン・金奉俊会長に聞く
沖植物性幹細胞で欧州・中国に進出計画
発毛剤の開発も、日本で自社ビル購入へ
▲韓国アフロゾーン 金奉俊会長
ヒト幹細胞培養液の化粧品を主力とする韓国アフロゾーンの金奉俊(キム・ボンジュン)会長が10月19日〜21日に来日、東京・大阪・福岡の3都市ツアーに参加した。
会場には、同社の日本法人であるアフロゾーンジャパン(東京都中央区、金勉公ジェネラルマネージャー)の会員計440人が来場。
新規昇格者の表彰や来年1月の沖縄インセンティブツアーに向けたプロモーション説明などが行われた。金会長の来日は19年4月以来3年半ぶり。
本紙の取材で金会長は今後の方針として、植物性幹細胞の製品による欧州、中国市場への進出計画や日本での自社ビル購入計画を述べた。取材における一問一答は以下の通り。新「IBO」を本社研修に招待
―――韓国アフロゾーンの状況を伺いたい。今期(2022年度)の売上高の見通しは。
「コロナ禍となったことで売上はだいぶ下がった。韓国のネットワーク(=MLM)業界の動向を言うと、健康食品の売上は安定、もしくは伸びているが、 化粧品とその他の生活用品は売上が下がっている」
―――製品カテゴリーによる売上の差の理由は。
「コロナ禍の影響で免疫や健康について考える人が多くなった。その観点から需要が増え、健康食品が伸びていると思う。 化粧品の売上の減少は、マスク生活で顔の露出が少なくなり、外に出て活動する機会が減ったことが主な理由だと思う」
―――コロナ禍のリクルート活動への影響は。
「(感染拡大防止を目的に)セミナー等で人が集まることを規制する法律が運用され、厳しかったと思う。 ただ、ここ最近はだいぶ緩和されて、セミナーも開かれるようになってきた」
―――新規登録や売上が上向いてるか。
「今はまだ回復期。数字として目に見えて分かるほどではない。年末から来年度にかけて、成果が表れてくると思う」
―――SNS等を使ったオンライン上のリクルート活動はあるか。
(続きは2022年11月10日号参照)