タッパーウェアが制裁金支払い　メキシコ事業の不適切会計で

　タッパーウェア・ブランズ・コーポレーション（米フロリダ州、ミゲル・フェルナンデスＣＥＯ）のメキシコにおけるスキンケア・コスメ事業において、 不十分な会計統制システムの運用や不正確な帳簿の記載があったとして、米ＳＥＣ（証券取引委員会）は９月２９日、証券取引所法違反で同社を告発し、 同社が民事制裁金９０万ドル（約１.３億円）の支払いを条件とする和解に同意したと発表した。同社は昨年８月、社内およびＳＥＣの調査の結果として、 メキシコ事業に関わる売上高や売掛金、在庫、未払金の改ざんがあったことを公表していた。

　　　 （続きは２０２２年１０月２０日号参照)