カイアニジャパン 加藤 嘉明 社長 トップインタビュー
▲カイアニジャパン
加藤 嘉明 社長
昨年6月に加藤嘉明社長を迎え、新体制をスタートさせたカイアニジャパン(本社・東京都品川区)が2年目に入った。
加藤社長の肝いりで立ち上げた、選抜リーダーとの話し合いの場であるコミッティ≠ヘ会社運営上、不可欠な組織に成長。
ここでの意見も踏まえて練り上げたボディメイク製品群の活用プログラムは、好調な売れ行きに結び付いているという。加藤社長に話を聞いた。加藤 嘉明 社長
(インタビューはオンラインで7月21日実施)
些細な事も議題に
昨年の終わり、主要グループのリーダーや将来有望な若手などをメンバーとする「コミッティ」を発足させた。
―――現在、所属する会員の数は。
「9人。いわゆるビジネスビルダーばかりではなく、当社のチャリティー活動を中心に頑張っているリーダーなども参加している」
―――開催状況は。
「定例のミーティングを月1回、ZOOMでやっている。その他にも何かあれば、まず『コミッティ』で話し合う。 例えば、『○○日に開く製品セミナー、どうしましょうか』といった些細な事でも、会社が勝手に話を進めず、 『コミッティ』に諮ってコンセンサスを得るようにしている」
―――定例ミーティング以外の話し合いの頻度は。
「だいたい週に数回。その都度、ZOOMかLINEグループを使ってやっている」
―――定例ミーティング等で話し合っている主な議題は。
「例えば、『(会社主催の定例イベントの)シーズン2』の企画や、インセンティブをいつどうやるかといったことは、 『コミッティ』の重要議題となっている。最近だと、米本社が主導するキャンペーンが始まった際、 その説明会を『コミッティ』の中で行ったりした」
必要不可欠な組織
「なくはない。ただ、活動上の悩みなどは個々人で異なるので、私やセールス部門が個別に吸い上げることのほうが多い。 ちょうど今月(=7月)から、各リーダーと『1on1ミーティング』を始めた。そこで目標値の設置や活動の方向付けなどを行っている。 ミーティングの対象には『コミッティ』のメンバー以外も含まれる」
―――「コミッティ」を始めたことによる成果をあげると。
「何かを企画して実行に移した場合、『コミッティ』が責任をもって最後まできっちりやることになる。 そのため、ビジネスに対する責任感や当事者意識が芽生えてきたと感じる。まだ、正式に発足して半年ほどだが、 会社を運営していくのに必要不可欠な組織となっている。それまでほとんど交流のなかったリーダーの間にも良い関係性を生んでいる」
新規に増加傾向
(続きは2022年9月15日号参照)