ジャパンライフ第8回債権集会 被害者への配当時期、今回も示されず
破産手続き中の「ジャパンライフ」の8回目の債権者集会が7月20日、東京地裁の集会場で行われた。 レンタルオーナー(販売預託)商法の被害者がほとんどを占める債権者への配当について具体的な開始時期は示されず、ジャ社元会長の隠し資産 をめぐる紛争が障害となっている旨が説明された。9回目の集会は12月7日の予定。
第8回集会では、回収費用差し引き後の通帳残高を約22億6968万円(7月8日時点)と報告。 今年2月の第7回集会で報告した額を約491万円上回った。増額は、消費税の還付金約976万円の追加回収などが理由。
公租公課と労働債権の合計は約5億5489万円と報告(前回集会報告から約290万円増)。通帳残高との差し引きは約17億1479万円で、 これを原資とした配当を予定する。
(続きは2022年8月4日号参照)