ジュネスグローバル トップインタビュー
既存製品の全売上と「同レベルの売上を」
(インタビュー実施日は6月29日)
▲ジュネスグローバル
豊田茂樹 ディレクター
豊田茂樹 ディレクター
―――アサイージュースの「モナヴィー アクティブ(以下アクティブ)」を再発売する。見通しを伺いたい。
「今、ジュネスで取り扱っている製品全てを合わせた売上と、同レベルの売上を『アクティブ』で作りたい。それだけのポテンシャルをもった製品。 『アクティブ』のパッケージや販促物にはジュネスのロゴを入れていない。ブランディングも一線を画している」
―――再発売に合わせたプロモーションは。
「7〜8月は、通常価格から約8%OFFの特別価格で注文を受け付ける(4本1箱の税込み会員価格が1万6980円、同特別価格が1万5680円)。 『アクティブ』を販売していた6年前の価格は約1万4500円。以前を知る人からは『値段もそのままがいい』という要望が少なくなかったが、 原材料価格や輸送コストの上昇などを踏まえると、それは厳しかった。
一方で、8月1日までの期間限定で初回登録用のまとめ買いパック(5箱=税込み6万4800円)を用意した。 こちらの1セットあたりの価格は当時の価格よりも1割ほど安く設定した。また、パックの購入者は、通常3300円のスターターキット代が130円になる 1ドルプロモーション≠実施している」
―――過去の「アクティブ」との違いは。
「原料のパウダー化を当時はフリーズドライで行っていたが、インフィドライという栄養素や風味を損なわない新しい手法にアップグレードしている。 それ以外はほぼ変わらない。当時、飲んでいた方に試飲してもらったところ、『懐かしい』『あのまま』といった感想をもらった。
また、当時の『アクティブ』は、最初は米国の工場で製造しており、途中で国内の工場に切り替わった。再発売する『アクティブ』は、 切り替わる前と同じ工場で製造している」
―――当初は4月23日の再発売を予定していたが、直前に延期を決めていた。
「延期の理由は、想定を大きく上回る注文が寄せられる可能性が出てきたため。(ジュネスが統合した)当時のモナヴィーの会員数は約?万人。 そのうちダイヤモンド<宴塔N以上だった約120人に、4月に入った頃に再発売の件を伝えたところ、半数以上の方から『興味がある』 『飲んでみたい』との返事をもらった。
(続きは2022年7月21日号参照)