フォーデイズ3月期

売上1%減の325億円、

営利4%減化粧品6%減、健康食品は前年並み

健康食品は前年並み

 フォーデイズ(本社 ・東京都中央区、和田 佳子社長)が6月23日 までにまとめた22年3 月期実績(海外市場含 む)は、売上高(税抜 きベース)が前期比1 .3%減の325億4 400万円となった (グラフ参照)。長引 くコロナ禍を背景とし た新客獲得機会の減少 や化粧品売上の減少が 響き、昨年6月時点の 目標値である345億 円を下回った。減収や 販売管理費の増加にと もない、損益も減益だ った。23年3月期は売 上高で「3%増」(同 社)となる333億〜 336億円台を計画す る。

リアル現場増≠ナ販管費が増加

 損益は営業利益が同 3.9%減の26億80 00万円、経常利益が 同6.1%減の32億3 100万円、純利益が 同13.6%減の20億5 100万円。前期(21 年3月期)は「さまざ まな経費圧縮」 (同社) を行ったことで大幅な 増益を達成。22年3月 期も「引き続き経費圧 縮に努めた」 (同)が、 「リアル現場増のため 販管費も増えた」 (同) という。22年3月末時 点の活動会員数は「25 万人」(同社)で、前 年同月末に対して約1 万人の減少だった。
 製品カテゴリー毎の 売上は、売上全体の8 割を占める健康食品部 門が同0.1%増の260億7300万円。
 主力の「ナチュラル DNコラーゲン(以下 DNコラーゲン)」は 昨年2月、主成分の核 酸素材のバージョンア ップやサケ白子抽出 物、コラーゲンの配合 量増量等の刷新を行っ た。期中の刷新は「D Nコラーゲン」の上位 版である「フォーデイ ズの極み」、核酸ドリ ンクのゼリータイプで ある「アドバンスU」、 「DNコラーゲン」と の併用を推奨する「ナチュラルルナマザーA D」で実施した。


 

(続きは2022年7月7日号参照)