ナリス化粧品 男性の育休取得に関する意識調査
ナリス化粧品(本社・大阪市福島区、村岡弘義社長)はこのほど、父の日に合わせて男性の育休取得に関する意識調査を行った。
調査は4月28日〜5月4日、25歳〜49歳の全国の2205人の子どものいる男性と、25歳〜49歳の全国の2201人の子どものいる女性を対象に、 インターネット上で実施した。まず、全国の25歳〜49歳の子どもがいる男性2034人に、育児をしているか否か聞いた。 その結果、「とてもしている」19.3%と「まあましている」54.7%を合わせると、74%の男性が育児をしていると回答した。 年齢別に見てみると、「まあまあしている」と答えた男性は、全体で54.4%で、すべての年代で50%台だった。 「とてもしている」では、25歳〜29歳の若年層では26.8%だが、年齢とともに減少し、45歳〜49歳では11.6%と、約1割にとどまった。 一方、「あまりしていない」「全くしていない」という回答は若年層が低く、年齢とともに増えることが明らかになった。
次に、子どもの年齢別に調べた(男性は配偶者・パートナーが直近で出産した時期と育児をしているか否かを掛け合わせた。 女性は直近で出産した時期と、配偶者・パートナーが育児をしているかを聞いた)。生後半年以内の子どもを持つ男性は48.1%と、 約半数が「とてもしている」と答えており、「まあまあしている」48.1%と合わせて96.2%が育児をしている。 子どもの年齢が上がるほど、育児をしている男性は減る傾向にあり、子どもが3歳以上になると、「とてもしている」の割合は2割を切り、 10歳以上になると、1割を切った。女性に「あなたの配偶者・パートナーは、育児に参加していますか?」と聞いたところ、子どもの年齢が上がるにつれ、 育児参加が少なくなっていく傾向は男性の答えと同じだが、「とても参加している」と答えた女性は、子どものすべての年齢層で、 男性よりも多いことが分かった。男性自身の評価よりも、女性は、配偶者の育児参加を「とても参加している」と評価している人が多い模様。 ただし、女性が「全く参加していない」と評価している割合も、男性が「全くしていない」と答えた割合よりも高いことも分かった。
(続きは2022年6月23日号参照)