ポーラ 男性の肌分析人数が1万人を突破

=コロナ禍の男性のスキンケア意識= 生活ルーティン、女性同様「幸福度」と関係

 ポーラ(本社・東京都品川区、及川美紀社長)では、パーソナライズドブランド「アペックス」において、 男性(自認含む)の肌分析体験人数が4月末時点で1万人を超えた。
 それによると、2021年1月〜2022年4月末までの男性の肌分析体験人数は1万286人。年代別割合では、20代が最も多く39%、 これに30代が22%、40代が16%、10代が10%と続く。50代は8%、60代が3%、70代以上が2%となっており、20代〜40代が多くを占めた。 コロナ禍でのマスク生活によって、以前よりも自身の肌状態が気になったり、オンライン会議の普及により自分の肌を見る機会が増えたことも、 美容への意識の高まりに関係しているとみられる。また、一度体験して終わりではなく、季節毎の肌の違いや、日々のスキンケアの効果を確かめることを目的に、 2度、3度と継続的に肌分析を受けるケースも増えているという。
 また、ポーラが昨年創設した「ポーラ幸せ研究所」が行った調査によると、幸福度が高い男性はセルフケア意識・行動が高く、 自分自身の記録を取ることが多いことが分かった。  同研究所は、幸福学の専門家である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏、 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属SDM研究所の前野マドカ氏の協力を得て創設。


(続きは2022年5月26日号参照)