アムウェイ12月期売上1%増の984億円、2期連続増収

健食・耐久財が伸長、化粧品2%減



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 日本アムウェイ(本社・東京都渋谷区、ピーター・ストライダム社長)が4月28日までにまとめた2021年12月期実績は、 売上高が前期比1.0%増の984億5700万円だった(グラフ参照)。1.9%増だった20年12月期に続く2期連続の増収で、 前期と同様に健康食品や耐久消費財の伸びが寄与した。
 期末の会員数(活動ベース)は19年実績より公開をとりやめている一方、毎年8月にまとめている同数は、 21年8月末時点におけるビジネス会員の「アムウェイビジネスオーナー(ABO、旧名称ディストリビューター)」が57万9834組。 20年8月末比で5.2%減となった。「ABO」数の減少は6年連続。 愛用会員の「プライムカスタマー(旧名称ショッピングメンバー)」の組数は「詳細を公表していない」(同社)とした。
 製品カテゴリー毎の売上は、健康食品等の「栄養補給食品」が前期比2.7%増の519億100万円、 化粧品等の「パーソナルケア」が同2.8%減の217億6000万円、耐久消費財の「ハウスウェア」が同3.3%増の203億8100万円、 洗剤など家庭用製品の「ホームケア」が同15.3%減の23億8500万円、「その他」が同1.7%減の20億3000万円。

(続きは2022年5月12日号参照)