「スマイルレスキュー」関東経産局が停止3カ月

ハチの巣の駆除、10万円以上で契約適合性原則違反を適用 WEB表示は数千円

 数千円の料金が表示されたWEBサイトを見てハチの巣の駆除を依頼した消費者に、10万円以上の価格で契約を結ばせたとして、 関東経済産業局は4月28日、「スマイルレスキュー」(所在地・埼玉県川越市)の訪問販売事業に特定商取引法違反 (適合性原則違反、債務不履行)で3カ月の業務停止命令、および指示を行った。同社の代表取締役の「津久井勝」に業務禁止も命じた。
 同局の調べによれば、業務提携する事業者のWEBサイトでは、無料の見積もりや数千円程度の作業料金を表示。 しかし実際は、作業内容に応じた料金基準を設けず、可能な限り高額な料金で契約を締結する営業方針を取っていたという。

(続きは2022年5月12日号参照)