ヤングリビング 沖縄で「月桃」精油を生産、初年度1万本目標
次年度(23年度)は倍の約100dの栽培、入手を計画。Eオイルとフローラル水も初年度の倍の生産を目指す。
さらに同年度は、同社子会社の合同会社天然資源研究開発センター(以下開発センター、沖縄県うるま市)を通じて大宜味村に確保した用地で、 シマ月桃と呼ぶ品種の自社栽培にも着手。同品種は約100dの原料の入手と、ここからEオイル30gの生産を見込む。2品種は香りの特性が異なり、 Eオイル含有率はタイリン種のほうが3〜4倍多いという。
子会社は、沖縄原産の植物を原料とするEオイルの研究、生産などを目的として一昨年12月に設立。 今年2月に契約を結んだ大宜味村内の用地の広さは1万2000坪で、うち約3030坪の畑で来春より自社栽培を行う。
▲沖縄の大宜味村に確保した1万2000坪の土地で、
2023年度よりエッセンシャルオイルの原料となる
月桃の自社栽培を始めるほか、蒸留施設や実験室、
体験・宿泊施設の設置を計画する
(写真は生産計画のフロー図)
2023年度よりエッセンシャルオイルの原料となる
月桃の自社栽培を始めるほか、蒸留施設や実験室、
体験・宿泊施設の設置を計画する
(写真は生産計画のフロー図)
残りの用地にはEオイルの蒸留施設や品質管理のための実験室、体験・宿泊施設を併設する予定。 同社グループは世界各国にEオイル原料用の自社農場や提携農場をもつが、日本では初となる。
同村の畑では次年度より、タイリン月桃の中でもよりEオイルの含有率が高い優良株の栽培を始める計画
(続きは2022年4月21日号参照)