シャルレ・第3Q累計

MLM売上1%増、セグ利が黒字化粧品2ケタ増、衣料品は8%減

 シャルレ(本社・神戸市須磨区、林勝哉社長)の22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結における下着等MLMの 「レディースインナー等販売事業」は、売上高(一部ボーナス支払い費用等含まず)が前年同期比1.5%増の104億4900万円、 セグメント利益(営業利益)が6億3000万円(前年同期は7億3000万円の損失)だった。主力の衣料品が苦戦した一方、 化粧品やシャワーヘッドの特別販売が好調。黒字転換は、コロナ禍にともなう前年同期の支出が抑えられたことや、 一部衣料品の値引き販売による在庫ロス圧縮が寄与した。
 子会社のシャワーヘッド事業を含む全体の業績は、売上高が123億2000万円、営業利益が15億7800万円、経常利益が16億円、 純利益が11億9800万円。昨年10月に修正発表した通期予想に変更はなく、売上高156億円、経常利益14億2000万円、純利益10億円を見込む。
 「レディース―」の製品カテゴリー毎の売上は、衣料品が前年同期比8.4%減の69億600万円、化粧品が同14.7%増の17億1300万円、 健康食品が同8.4%減の7億8300万円、シャワーヘッド等のその他が同155.5%増の10億4500万円。

(続きは2022年3月10日号参照)