ジャパンライフ社の元会長に詐欺罪で実刑8年

元社長らは執行猶予 2月1日に債権者集会
 磁気治療器のレンタルオーナー(販売預託)商法で2000億円超の被害を生んだ「ジャパンライフ」(破産手続き中)の元会長で、 詐欺罪に問われていた山口隆祥被告に対して、東京地裁は1月28日、懲役8年の実刑判決を言い渡した。検察は10年を求刑していた。  会社の経営が赤字となり自転車操業状態に陥っていた17年、オーナー配当や元本保証が困難と分かった上で、顧客20人から計1億6500万円をだましとったとして、 20年10月に起訴されていた。元会長はこれまでの公判で、起訴内容をすべて認める旨を陳述していた。

(続きは2022年2月3日号参照)