2年目のコロナ禍、DS業界の影響は 本紙アンケート51社の回答集計②
2年目に入ってもなお、根本的な収束の兆しが見えない新型コロナウイルス問題。21年夏の〝第5波〟では各都道府県において新規感染数の過去最多を更新、 再び厳しい行動制限を取らざるを得なくなり、ダイレクトセリング(DS)各社の事業活動に多大な影響をもたらした。 その後、9月末に緊急事態宣言が解除されたものの小康状態の域を出ていない。そこで本紙は、コロナ禍の影響、対応を聞くアンケート調査を実施。 51社の有効回答をまとめた。
次に、7月~9月の売上高が前年同期(20年7月~9月)と比べて、どう変化したかを調査。
集計の結果。最多の「減った」(20社)が43%を占め、これに「ほとんど変わらなかった」(8社)の34%が続き、 「増えた」(11社)は23%(グラフB―1参照)。減収もしくは横ばいの企業が全体の8割弱を占めた。
21年夏に調査した、1月~6月の売上高の前年同期比増減(グラフB―2参照)との比較は、「減った」とした回答が1ポイント縮小させ、 前回からほぼ変化が見られなかった一方、「増えた」は16ポイントも縮小。
(続きは2022年1月6日号参照)