ジュネスグローバル トップインタビュー

昇格支援プログラム、10月から開始 活動データを分析、的確な取り組み助言

 今夏、新体制に移行したジュネスグローバル(所在地・東京都新宿区)がフィールドサポートの強化を図っている。タイトルアップに意欲をもつ会員を選抜し、 活動データの分析などを通じて、自己流のやり方では難しかった的確な取り組みを助言。10月より支援する〝第一期〟の3人から早速、目標を達成する会員を出すなど、 手応えをつかみつつある。新体制で営業・マーケティング部門の責任者を務める豊田茂樹ディレクターに話を聞いた。
(インタビューはZOOMで11月10日実施)
▲ジュネスグローバル
   豊田茂樹 ディレクター
 
上期売上は前年並みプロモで単価アップ

―――今年上半期(21年1~6月)の業績を伺いたい。
 「本社の方針で数値は公表していないが、売上高でいうと昨年対比はほぼ横ばいだった」   ―――活動会員数は。
 「やはり非公表だが、売上同様、大きな変動はなかった。一方で、下半期をみると客単価がアップしている。 一番影響があったのは『(レスベラトロールドリンクの)リザーブ』のプロモーション。7月の1週間、2個購入する毎に2個をプレゼントしたところ、 出荷数が通常の36倍に高まった」
  ―――現在の売れ筋は。
 「『リザーブ』と『(スキンケア群の)ルミネス』シリーズ。この2トップは変わっていない。昨年、最初の緊急事態宣言が出た頃、 『(ダイエットサプリの)ZEN コントロロール』が爆発的な人気となり、ひと月で半年分ほど売れたことがあったが、その後、需要は落ち着いている」
  ―――昨年の上期(20年1~6月)はどうだったか。
 「売上高は19年対比で微増だった。1~4月はコロナ禍もあって19年を下回ったが、5月に打ったプロモーションが好評だった。 一人10万円の特別定額給付金が出るタイミングともうまく重なった」
  ―――今年の上期が昨年並みだったことの評価は。
 「フィールドを見渡すと、メンバーの間に〝オンライン疲れ〟が出てきたように感じる。気持ちの維持が難しかったことも考慮すると、 良かったと言えるのではないかと思う」
  ―――〝オンライン疲れ〟とは具体的に。
 「昨年から、イベントやトレーニングをオンラインでやるようになった。直接会えないという状況があったからだが、 目新しさもあって、メンバーも楽しみながら参加していた。オンラインで開催した『(世界大会の)エキスポ』に日本語通訳を入れるなど、 会社としても積極的に推し進めてきた。が、コロナ禍が2年目に入って、部屋で画面越しのやり取りに『飽きちゃった』という声をよく聞くようになった」
  ―――そのような声に対する、会社としての対応は。
 「一方的に話すのを聞いているだけでは疲れやすいので、ランク毎に少人数のZOOMディスカッションを設定して、お互いに意見を言い合える場を用意したりした。 宣言が明けた今は、私のほうで個別にメンバーとお会いして、話を聞く機会を設けている。気持ちを表に出す機会を持つことは良い影響をもたらしていると思う」
  ―――宣言が解除されて、対面型のビジネスに戻りつつある?
 「対面とオンラインで半々というところ。様子を見つつ、少しずつ戻しているようだ」
  ―――今夏に移行した新体制について。職務執行者にはクラモト・ペリー・シュウイチ氏が就任した。クラモト氏の担当分野は。

(続きは2021年12月9日号参照)