日本トリム9月中間 職域売上26%増、直販が一定の回復
日本トリム(本社・大阪市北区、森澤紳勝社長)の9月中間期連結は、 整水器や浄水カートリッジを販売する「ウォーターヘルスケア」事業の売上高が前年同期比13.8%増の74億7300万円、 セグメント(営業)利益が同2.1%増の11億3100万円だった。前年同期にコロナ禍の影響を強く受けた直販部門において売上が一定の回復を見せた。 下期は主力販路における営業トークの見直しを進め、整水器販売台数の底上げを図る。
各直販部門の売上は、職域販売の「DS事業部」が同25.5%増の18億5100万円、取付・紹介販売の「HS事業部」が同16.9%増の7億9500万円、 百貨店・スポーツクラブ等での催事販売の「SS事業部」が同18.1%増の2億2800万円。 昨年より本格化した「Web販売」は2億4200万円で「おおむね想定通りの進捗」(森澤社長)だった。
各部門をサポートする「アフターサービス」は同1.4%減の1億4400万円、「架電(下取り)」が同8.7%減の2億900万円。 非直販は「卸・OEM」が同6.3%増の3億7100万円だった。
以前より力を入れる企業一括導入やスポーツ関連の需要が寄与。コロナ禍にともない大きく減少したDS事業部のデモ(セミナー)数は、 前々期(19年4~9月)の実績に比べて前年同期は約60%に抑えられたところ、同期は約70%まで回復した
(続きは2021年11月25日号参照)