無登録営業違反で玉井容疑者ら7人
仮想通貨を用いた取引への出資を無登録で行ったとして、警視庁生活経済課は11月10日までに、 金融商品取引法の無登録営業違反の容疑で投資会社役員の玉井暁容疑者を含む男女7人を逮捕した。容疑者らは連鎖販売取引の手法も使い、出資者を募集。 19年~20年にかけて、合計約650億円の資金を集めたという。
容疑者らは「ジュビリーエース」「ジェンコ」などと称する投資グループを運営。 異なる仮想通貨取引所の間の価格差を利用して利ザヤを得る〝〟アービトラージ〟という方法で利益を出していると説明。投資システムにはAI(人工知能)を用い、 出資すれば月5~10%の配当金が得られ、元本も保証される旨を話していた。
(続きは2021年11月25日号参照)