ワミレス 恒例のチャリティコンサート

コロナ禍で2年ぶりに開催

 ワミレスコスメティックス(本社・横浜市港南区、瀬田浩一社長)は11月1日、東京・銀座の王子ホールで、恒例の「ワミレスチャリティコンサート」を開催した。 昨年はコロナ禍で中止となったことから、2年ぶりの開催となった。
 コンサートは世界的チェリストのナサニエル・ローゼン氏、バイオリニストの柏原大蔵氏、ピアニストの有吉英奈氏を招いて催される。 ローゼン氏は1948年米国カリフォルニア生まれのチェリスト。ピッツバーグ交響楽団の首席チェリストを務め、 1978年には第6回チャイコフスキー国際コンクールでアメリカ人初となるチェロ部門第1位を受賞、 その後、ロサンゼルス・フィルハーモニックをはじめ数々の楽団で活躍している。山梨県在住。
 柏原氏は1976年生まれ。1999年に愛媛大学卒業後、チェコに留学。プラハ・コンセルヴァトワール修了後、 チェコフィルハーモニーオーケストラのフランティシェック・ハブリンに師事。帰国後はクラシックを身近な音楽として日本で浸透させたいという信念にもとづいて学校や福祉施設、 病院等でのコンサート活動を続けている。有吉氏は、国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、20001年にチェコ・プラハ音楽院へ留学。現在、昭和音楽大学・同短期大学、 秋草学園短期大学で非常勤講師を務める。
 3人を招いてのチャリティコンサートは、恒例のイベントとなっている。今回は、エルガー「愛の挨拶」、ピアソラ「オヴリビオン」、モンティ「チャルダッシュ」、 サン=サーンス「チェロ協奏曲第一番 イ短調」、カッチーニ「アヴェマリア」といった曲を披露した。収益金はチャリティーとして寄付し、 あしなが育英会や児童養護施設への寄贈式も行った。
(続きは2021年11月18日号参照)