化粧品連鎖の「アイテック」を処分 消費者庁が特商法で
連鎖販売のセミナーで、共同研究の事実がない大学と一緒に化粧品を開発したかのように説明したり、 有名メーカーの化粧品を同時期に製造していた工場で製造しているという虚偽の説明があったとして、 消費者庁は8月26日、「ITEC(アイテック)INTERNATIONAL」 (以下ア社、所在地・東京都中央区銀座、荒見悠有記代表)に特定商取引法違反 (勧誘目的不明示、不実告知、勧誘目的を告げずに行った公衆の出入りしない場所における勧誘)で、 連鎖販売業務に対する取引等停止命令と訪問販売業務に対する業務停止命令、および指示を行った。 停止命令期間は各6カ月。各業務の遂行に主導的役割を果たしていた①「大隅憲次郎」②「山口孝榮」に業務禁止も命じた。 処分を行った同庁取引対策課によれば、2人の役職・肩書は①が事業本部長、②が自称相談役。
(=写真、アイテック社サイトより)
などの化粧品が、有名ブランド商品と同時期に
同じ工場で製造されているかのように説明していた
独自の研究開発を軸に〝DDS技術〟を応用したという化粧品「MATRIX(マトリックス)」シリーズをはじめ、 サプリメント、水素水生成器などをMLMで販売していた。近年は、 仮想空間で旅行やスポーツを楽しめるという触れ込みでVR事業も始めていた。
本社機能を置く事務所は、今年6月に旧住所(東京都千代田区鍛治町)から現住所に移転していた。 また、石川県金沢市にコールセンター機能等をもつ業務センターを設けている。
(続きは2021年9月2日号参照)