日本トリム・第1Q

整水器販売増収益 カートリッジは減

 日本トリム(本社・大阪市北区、森澤紳勝社長)の22年3月期第1四半期(4~6月)連結は、整水器および浄水カートリッジの直販を主力とする 「ウォーターヘルスケア」事業の売上高が前年同期比16.2%増の35億5300万円、セグメント利益が同8.2%増の4億5500万円だった。 コロナ禍の影響から減収減益となった前年同期に対して、増収増益に転換した。
 主力の職域販売がコロナ禍で引き続き「かなりの制約」 (同社発表より)を受ける中、以前より取り組む健康経営を切り口とした企業一括導入、地場の有力中小企業向けの展開に注力した。
 製品は6月、より高い水素濃度の電解水素水を作ることができる新型機種「トリムイオン Refine」を投入。同社が開発した、 電解水素水による血液透析の技術を応用。価格は主力機種の4分の3に抑えた。

(続きは2021年8月26日号参照)