丸八HD3月期
丸八ホールディングス(本社・横浜市港北区、瀧口陽夫社長)の21年3月期連結は、売上高が前期比5.6%減の128億1600万円だった。 新型コロナウイルス感染症の問題にともなう営業活動の停滞や、主力の訪問販売事業の販売員減員などが響いた。損益は営業利益が同55.1%増の12億3900万円、 経常利益が同50.8%増の12億8500万円、純利益が同9.5%増の5億4100万円。
「寝具・リビング用品事業」は売上高が同6.3%減の117億9743万円、セグメント利益が同22.1%増の11億8341万円。コロナ禍で得意先の各種経済活動が停滞し、 訪販のダイレクトセールス(DS)部門をはじめとするほとんどの販売チャネルで営業活動が滞った。 DS部門は、販売員を増員するため継続的な採用活動に努めたが減員の補填に至らなかった。
他方、DS部門はクリーニングの好調等から1人あたり売上高が上昇。グループ全体で業務の効率化、経費圧縮に努めたことから増益となった。
(続きは2021年6月3日号参照)