ヤングリビング 沖縄産植物で新製品ライン計画

専門家を招へい、特許取得へ
 ヤング・リビング・ジャパン・インク(所在地・東京都新宿区、中川利光支社長)は、沖縄産の植物を原料とする新製品ラインを計画している。 関連分野の専門家を招聘。研究開発にかかっており、原料から有用成分を抽出・精製する技術の特許取得も進める。
 計画の名称は「沖縄アライアンス」。昨年9月、同社グループのAPAC(アジア・太平洋)地域の科学部門責任者として、 農学博士で中部大学応用生物学部教授の禹済泰(JeTaeWoo)氏を迎えた。沖縄に自生する薬草の研究で知られ、 同教授との共同開発による新製品ライン〝沖縄ブルーゾーン〟のローンチを目指す。製品化の候補にはスキンケア製品やエッセンシャルオイルなどがあがる。
 同社が理念とする地域に根差した事業の推進や、農家の出身である同教授の地域貢献への熱意から、県内の農業振興も目標の一つに掲げる。 これらの取り組みをサポートするため、グループ創業者の名前を冠した「ゲリーヤングサイエンス基金」も立ち上げた。
(続きは2021年2月18日号参照)