ドクターセラム 主力商材「シルクフィブロイン」訴求

=健康博覧会に出展= 美容健康飲料「BFSS」も展示

▲セラム―シルクフィブロイン
 サプリメントや化粧品等の製造・卸を手掛けるドクターセラム(本社・東京都渋谷区、吉川育矢社長)は、先ごろ東京・有明の東京ビッグサイトで開催された 健康関連の国際見本市「健康博覧会」に出展した。展示ブースでは、主力商材「シルクフィブロイン」について、臨床研究におけるデータとともに機能性を紹介した。 また、美容健康ドリンク「BFSS」を展示して訴求した。
 「セラムーシルクフィブロイン」は、糖尿病・メタボリックシンドローム対応のロングセラー健康素材。東京農業大学の長島孝行教授と共同開発した。 元々はダイエットニーズに向けに訴求していたが、継続的な臨床試験によってさまざまな機能性が見出されたことから、「エビデンスに基づくサプリメント」として、 メタボ対策、糖尿病対応の健康素材を求める層にもユーザーが拡大している。
 原料となるシルクは、制菌性、抗アレルギー性、UVカット性能、形状変化、吸脂性、無味無臭といったさまざまな機能性が注目されてきた。シルクフィブロインは、 シルク繊維からセリシンを除去して純粋なフィブロインタンパクのみを特殊製法によって抽出したもので、 「消化しづらい一方で、脂を多孔質が吸着・排出する」という吸脂特性に着目し、当初はダイエット対応素材として認知されていた。エビデンスの取得にも注力しており、 これまでの臨床試験によって、コレステロールや中性脂肪、血糖値、HbA1cなどの改善に有用であることが分かっている。 さらに、糖尿病腎症における腎機能低下抑制作用があることも明らかにされた。ナノレベルで多孔性構造という同素材の吸着特性が、 腸内の毒素を便として除去する目的に適していることとして、医療関係者からも注目を集めている。
▲出展ブースのようす

 美容健康ドリンク「BFSS」は、日本古来の技法である発酵に着目して作られたオリジナル原料「米糠・大豆エキス納豆菌発酵物」 (特許原料・CEALBIO│F、特許番号・第5855375号)を配合した飲料。同成分は、美容や血流改善、更年期対策、アルコール対応、抗疲労、 抗酸化とさまざまな機能性を併せ持つ成分で、毎日の健康維持に寄与するという。着色料・香料・保存料不使用、ノンカフェインで安全・安心が特徴。 無添加を実現する充填システムを採用しており、「成形」と「充填」を同時に行うとともに、「密封」を瞬時に行うことで、開封するまで無菌状態が保たれている。 また、プチ・スティックタイプを採用しており、飲みやすく携帯性も優れている。味わいは、〝発酵〟が伝わりやすい風味を凝縮しており、機能性を意識しながら摂取できる。