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プライメリカに削除要請 〝無制限収入〟謳う会員投稿
  米DSA(ダイレクトセリング協会)の自主規制組織であるDSSRC(ダイレクトセリング自主規制協議会)は1月20日、 保険・金融サービスMLMのプライメリカ(Primerica、米ジョージア州、グレン・J・ウィリアムズCEO)に対して、 同社会員がソーシャルメディア等で投稿した報酬取得に関わる説明の一部を不適切として削除を求め、同社が検討に応じる旨を回答したことを明らかにした。 誇大広告等を調査する非営利団体・TINA(米コネチカット州)が昨年6月、140件超の不適切広告をDSSRCに報告し、対処を求めていた。
 TINAが指摘した広告について、同社は、その多くは中身が古く、同社のポリシーにも違反するもので、すでに削除されたものが含まれるなどと応答。 新型コロナウイルス問題にともない、会員によるオンライン上の宣伝の監視体制を強化しているとした。
 一方、掲載が続いていた広告のうち、会員向けのインセンティブ旅行を紹介する動画において無制限の収入機会や経済的自由を示唆する内容など複数の事例については、 DSSRCから削除を求めた。
(続きは2021年2月4日号参照)