丸八HD・9月中間

寝具事業が9%の減収 不動産賃貸は増収増益
 丸八ホールディングス(本社・横浜市港北区、瀧口陽夫社長)の9月中間期連結は、売上高が前年同期比8.5%減の63億4100万円だった。 新型コロナウイルス問題にともなう営業活動の停滞、主力の訪問販売事業における販売員の減員などが響いた。 損益は営業利益が同111.9%増の8億9700万円、経常利益が同224.4%増の9億400万円、 純利益が前年同期比326.1%増の5億6300万円。
 「寝具・リビング用品事業」の売上高は同9.8%減の58億2792万円、セグメント利益が同53.7%増の8億7194万円。 コロナで得意先の各種経済活動が停滞した影響で、訪販のダイレクトセールス(DS)部門をはじめとするほとんどの販売チャネルで営業活動が滞った。 DS部門は、課題とする販売員の増員のため継続的な採用活動に努めたが減員だった。他方、DS部門はクリーニングの好調等で1人あたり売上高が上昇。 グループ全体で業務効率化、経費圧縮に努めたことも寄与し、増益となった。
(続きは2020年12月3日号参照)