無登録営業のＭＬＭ３社告発　コロナ対策の緊急点検で判明 　韓国ＦＴＣ（公正取引委員会）は９月２３日、ソウル警察などと合同で訪問販売業界の緊急点検を実施、 無登録で多段階販売（ＭＬＭ、連鎖販売取引）を行っていた３社を訪問販売法違反で告発したことを明らかにした。
　韓国政府は６月、訪販と多段階販売、後援訪販の説明会場を新型コロナウイルスへの感染リスクが高いハイリスク施設に指定。 並行して、関係業者の集中調査に乗り出していた。
　緊急点検は８月１９日～９月１８日にソウル江南区などで実施。この結果、訪販事業者として登録、活動していた３社が、 実際は多段階販売の営業を無登録で行っていた（訪販法で７年以下の懲役、２億ウォン以下の罰金の対象）。 ３社の取扱商品は寝具、健康食品、化粧品など。販売員のランクは３～５レベルに分かれていた。
（続きは２０２０年１１月１２日号参照)