シーボン 非接触型の新サロンメニューを導入
シーボン(本社・東京都港区、犬塚雅大社長)はこのほど、「フェイシャリストサロン」の新メニューとして、非接触型の「顔筋ほぐしカッサケア」を開発し、 直営サロン106店舗で提供をスタートした。
同社では、会員制の「フェイシャリストサロン」において、化粧品の購入者を対象に、ホームケア製品の購入金額に応じたフェイシャルケア (トリートメントケア)を提供している。トリートメントケアはこれまで、オールハンドで行うオリジナルの「東洋式美顔マッサージ」を行ってきたが、 新メニューとして「顔筋ほぐしカッサケア」を導入したことで、今後は2種類のケアから選択できるようになる。施術は、購入金額に応じて付与される ビューティアップ・ポイント(BP)を使うことで受けられる。東洋式美顔マッサージ同様、1回のケアにつき、1BPを使用する。
「顔筋ほぐしカッサケア」は、中国古来の民間療法「活?(かっさ)」を応用したもの。「活」は削る、「?」は滞って動かなくなった血液という意味があり、 専用のプレートを用いて刺激を与えることで、滞りを解消して〝めぐり〟を良くする美容法。新メニューでは、「カッサプレート」を使って美肌ポイントを 刺激しながら、凝り固まった顔の筋肉をほぐす非接触型のケア。カッサプレートで顔やフェイスラインを流すように優しくさすることにより、 スッキリとした印象に導くという。
新型コロナウイルスの影響によって、同社の「フェイシャリストサロン」は一時臨時休業を余儀なくされたが、現在はさまざまな感染対策を施しながら営業を 再開している。新メニューは、オールハンドで行う「東洋式美顔マッサージ」と比べてフェイシャリスト(従業員)と顧客の接触が少ないことから、 接触を気にする人にも提案しやすいメニューという側面もある。
同社は新メニューについて、マスクを着用する生活が続いていることから、表情筋のこわばりケアや、スマートフォンの使用による顔のもたつきケアにも 有用としている。