仮想通貨購入代行MLMが破産 「ビットマスター」、2.2万人に負債109億円苦情相談2年前から急増、全国で393件

 仮想通貨MLMの「ビットマスター」(所在地・鹿児島県鹿児島市薬師、西貴義代表、資本金2000万円)は11月22日、東京地裁へ自己破産を申請、 同日に地裁から破産手続き開始決定を受けた。民間調査会社調べの負債額は約109億円、債権者数は個人を中心に約2万2300人。 破産管財人は伊藤尚弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所)。来年5月20日に第1回債権者集会(会場=ホテルメルパルク東京)が予定されている。 同社の事業をめぐっては苦情相談が2年前より急増。深刻な消費者トラブルの側面も抱えると見られる。(続きは2019年12月19日号参照)