シャルレ第1Q MLM売上17%増、値上げ前に駆込み

衣料品13%増の21億、化粧品35%増


 シャルレ(本社・神戸市中央区、林勝哉社長)の2026年3月期第1四半期(4〜6月)連結における下着等MLMの「レディースインナー事業(旧レディースインナー等販売事業)」は、製品価格改定による値上げ前の駆け込み需要等によって、売上高(一部ボーナス支払い費用等含まず)が前年同期比で17・7%増の29億7100万円となった。
 セグメント損失(営業損失)は1億3500万円(前年同期は1億9900万円の損失)。赤字は、値上げにともない粗利率が改善し、棚卸資産評価損が前年同期並みに抑えられた一方、5カ年中期経営計画(24年4月〜29年3月)関連の費用や販売促進費等の増加が響いた。
 シャワーヘッド事業の子会社を含む全体業績は、売上高が16・2%増の30億8100万円、営業損失が2億2200万円、経常損失が2億1400万円、純損失が1億400万円。

(続きは2025年8月28日号参照)