オッペン 今年の「ローズウィーク」開催中止決定

=本社バラ園の一般公開イベント= 新型コロナウイルス感染拡大の防止で

▲バラ園の様子はオンラインで公開する
(写真は昨年のローズウィーク)
   オッペン化粧品(本社・大阪府吹田市、瀧川照章社長)は、5月8日から開催予定だった一般公開イベント「ローズウィーク2020」の中止を決定した。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、吹田市などと協議して決定した。
 同社は1953年の創業以来、バラを社花としてきたほか、「女性の美の象徴」と位置づけて事業を展開してきた。 創業60周年を迎えた2013年には本社敷地内にバラ園を完成させ、2014年5月に第1回目の「ローズウィーク」を開催し、 近隣住民をはじめとする一般に公開するイベントを行った。2019年は天候に恵まれ、約8000人(のべ人数)が来園し、見頃での開催となった。
 今回は7回目の開催となる予定だったが、大阪府内では新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況を鑑み、開催中止を決定した。 バラ園の様子は、インスタグラムとユーチューブを活用して5月日から公開する。
 バラ園の敷地面積は961.5平米。バラの種類は約320種で、総本数は5500本にも及ぶ。毎年5月は「エリカ87」「リベラ87」といった オリジナル品種のバラが満開となる時期。バラ園としては、関西地区でも有数の規模を誇る。