プレシャス定期購入ユーザー、非MLMで開拓加盟店は自己消費必要なし、WEB開拓も可能に

▲加盟店が開拓した通販会員の定期購入に応じて、
1製品あたり2000~3000円のボーナスを
支払う(写真は「通販FC」プログラムのステッカー)
 健康食品等MLMのプレシャス(本社・東京都品川区、北本絹子社長)は1月より、非MLM方式の愛用者開拓プログラムの運用を始めた。プログラム参加者は自己購入や在庫を必要とせず、 愛用者のリピートに応じたシンプルな報酬形態が特徴。必ずしも製品に興味を示さないビジネス志望者を取り込み、MLMによる開拓が難しい客層にアプローチする考え。 愛用者の需要を見込んだ低単価アイテムも投入する。同社の前期(19年11月期)売上高は「前年並み」(同社)。今期(20年11月期)は「最低でも20億円の達成」(同)を目指しており、 MLM事業の側面支援を新プログラムで図る。
 プログラムの名称は「通販FC」。プログラム参加者は「加盟店」として登録後、「通販会員」を紹介。同会員の毎月の定期購入に応じて、「リテールボーナス」が支払われる。 ボーナス金額は1製品あたり2000~3000円。
 加盟店となる際に登録料1万6500円を条件としているが、ボーナスの支払いを受けるにあたって加盟店自身による製品購入、在庫の仕入れは必要としない。登録料にはセールスパックの代金が含まれる (製品ガイドブック、製品リーフレット4種類・各部、ステッカー、加盟店規約などを同梱)。
 また、加盟店がMLM会員としても登録していた場合、自身もしくはダウンラインの開拓した通販会員の購入実績はMLMのボーナスポイントとしても反映される。
   通販会員はMLMで取り扱う全てのサプリメント、化粧品を会員価格と同価格(送料無料)で購入できる。支払方法は、クレジットカード、代引き、口座振替に対応。 定期購入の休止・中止に条件は設けていない。なお、同プログラムの開始にともない、MLMの愛用会員制度は終了した。
(続きは2020年3月19日号参照)